元、私の愛車であった三菱自動車工業(株)のパジェロ ( PAJERO ) が、突然の車両火災によって廃車となりました。
このページはその経緯と三菱自動車工業とのやりとりを広く知っていただくために作成されたページです。
対象車両
- 初年度登録
平成5年10月
- 購入状態
新車で購入
- 購入場所
京都の民間自動車工場を経由し、平安三菱自動車販売から購入
- メーカー・ディーラー以外の装着物
フォグランプ ( SUPER OFFROARDER ) - 京都の民間自動車工場にて取り付け
ターボタイマー - 自前で取り付け
火災発生経過
- 1998/09/12 に私の実家に帰るため、岡山県真庭郡から淡路島(兵庫県三原郡)へ移動するため
PAJERO にて移動開始。
- 途中、明石海峡大橋を渡り、最初の淡路PAにて30分程度の休憩をとった。それまでは料金所等を除き2時間少しの間ほぼノンストップ状態で走行を続けた。
- 移動を再開し、現地到着した。休憩後の所要時間は約30分。
- 荷物の搬入等(約10分程度)を済ませ、家の中でくつろぐ。
- 突然、「パーン、パーン」と破裂音のような音が聞こえたので気になって外に出た。(家の中に入ってから5〜10分経過後)
- 見ると、車を停めてあった前の空き地一面が火の海になっていた。車両に燃え移るといけないと思い、急いでキーを取りに行き、車を移動しようとしたがすでに車の右前部分が延焼中であった。
- 車両の爆発の危険性と近隣民家への飛び火が懸念されたため、即座に消火活動開始。消火開始とともに火の勢いは一気に衰えたため、消防には通報せず自営で鎮火させた。
- 警察に通報するも、「一般公道ではなくかつ駐車中で運転手も車両に乗っていなかったと言うことで交通事故扱いにはならない」とのことであったが、通報を受けた以上現場検証を行うと言うことであった。(こういう場合は消防署への連絡が一番適切な処置であったということです)
火災状況の画像
三菱自動車工業とのやり取りの経過
- 火災車両の引き取りを岡山県真庭郡内の民間自動車工場に依頼。その夜引き取り完了。
- 民間自動車工場より岡山三菱自動車販売真庭営業所を通じて事故車両の調査を三菱自動車工業倉敷テクニカルセンターに依頼。車回送から1週間程度で回答があった。
- その報告書によると
- 車両の一番燃えている部分(一番白くなっている部分)は車両の右前部分
- その右前部分に車両購入後に自動車工場で付けたフォグランプがあり、その制御線をポジショニングランプ(スモールランプ)から分岐させて取っているが、その加工時にポジショニングランプ電源線がボディのいずれかの金属とレアショート(ヒューズが飛ばない程度のショート)を起こし、使用過程で徐々に進行、被覆が溶け、ハーネス被覆の炎上につながった。
との回答あり。
- 回答内容に不明点、納得のいかない部分があったため、その報告書に質問事項を書き込み、送付。(上記4枚目)
回答が返ってきたのは1ヶ月後であった。
- 回答内容は不透明なもので、さらに納得のいかない部分があった。加えて、担当販売会社とロードマン(三菱自動車工業に属するトラブル対策専門部門)の調整の結果、追加の質問は受け付けられないとの回答もあった。これ以上の質問等がある場合は三菱自動車工業のお客様相談室まで直接コンタクトを取って欲しいとのこと。
追加の質問状
- 追加の質問をしようとお客様相談室まで連絡をとった。
しかし、最終的な回答としては、追加の質問は一切受け付けないとの姿勢には変化無し。事実上の門前払いを食らった形である。
理由として、
「倉敷テクニカルセンターでの調査結果は三菱自動車工業としての回答であり、その調査結果には間違いはないものと思っている。また、状況が状況だけに追加の調査も出来ないため、その辺の事情も汲んで欲しい。」
というものであった。
当方としては、前回の質問内容が不十分なものであったため、それに対する追加の質問である旨伝えたがそれすら受け付けられなかった。また、追加の質問内容の内容すら聞こうともしない有様である。