回答編 10

電源編


電池(バッテリー)の種類

デジカメは電子機器であるが故に、どうしても電源の問題からは離れることが出来ない。
また、主に外で使用するものであるため、バッテリーの持続時間については気になるところだ。
バッテリーの持続時間は種類によって違っており、また種類もいろいろある。
種別 種類 略号 長所 短所
1次電池
(使い捨て)
マンガン電池 Mn もっとも一般的な電池でどこでも手に入る。
価格が非常に安い。
持ちがあまり良くない。
アルカリ電池   これも一般的な電池でどこでも手に入る。
マンガン電池よりは持ちが良い。
マンガン電池に比べて価格が少々高め。
2次電池
(充電式)
ニッカド電池
(ニッケルカドミウムアルカリ蓄電池)
NiCd 充電式電池の中ではもっとも普及している。 使い切らないうちに充電すると言うことを繰り返すと「メモリ効果」と呼ばれる現象か発生し、使用可能時間が短くなる。
ニッケル水素蓄電池 NiMH ニッカド電池に比べ「メモリ効果」が発生しにくい ニッカドより自己放電(使わなくても自然に充電した電気が無くなっていくこと)しやすい。
リチウムイオン蓄電池 Li-ion 「メモリ効果」は一切発生しない。
小型で大容量のものが出来るので有望視されている。
現在ではまだ割高である。
単三電池の様な大きさのものがなく、独自のサイズなので使い回しが難しい。


AC電源

言わずと知れた、家庭用100Vである。
デジカメはとにかく大メシ喰らいなので、ACアダプターは必須であると考えても良い。そもそも、最近発表された機種の中でACアダプタに対応していないものは無いくらいだ。
電池しか対応していなくとも、少々工作の経験があれば、電池型のアダプターを作成して無理矢理使うことも出来る。

デジカメの電池は撮影だけに使いたいもの。データの転送に、せっかく時間をかけて充電したバッテリーを消費して欲しくはないし、使い捨ての電池代を増やして欲しくもないから。
そういう点からもACアダプターは十分活用したい。


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Initial Edition 97/02/04 01:45
Last Edition 97/02/23 01:20